体験を学びに変えるチーム・組織づくりの研修プログラム
体験と学びの会では、体験を学びに変えるチーム・組織づくりのためのリーダー、チームメンバー研修プログラムをご提供しています。ここではよくご利用頂くプログラムをご紹介します。その他にも皆様のニーズに合わせてカスタマイズして提供しておりますので、ご気軽にお問い合わせ下さい。
体験を学びに変えるチーム・組織づくりでは、メンバーが内省から学ぶリフレクションを支援するリーダー・管理者・メンターの養成が必要です。「リフレクション支援者養成研修」では内省から学ぶことを妨げるハードルを乗り越え、メンバーが体験から学ぶことで自ら成長していくことを促す能力を養成します。
実績あるプログラムで、必要に応じて3時間、半日、1日などのプログラムをご提供しています。
対象:チーム・職場リーダー、OJT担当者、メンターなど
変化の激しい今、組織メンバーのかかわり方やコミュニケーション、行動特性(コンピテンシー)を伸ばす必要性が生まれています。しかしこうしたメンバーの成長を促す際には、知識ややり方を教えても仕方がありません。
こうしたひとり一人が生まれ育つ中で身に付けてきた行動特性の部分は、自分が自分の体験をふりかえり気づき成長していく内省(リフレクション)によってしか育たないことがわかっています。
組織の中で働くひとり一人が、自分のさまざまな体験(失敗体験や気になる体験、またはやりがいのあった体験、嬉しかった体験など)を内省し、学びにつなげていくことができる組織づくりが必要なのです。
しかし、それは容易ではありません。例えば新人を育てる際にうまく行かなかった時などにこの体験を学びにつなげていくためには、自分が失敗したことに気づき、その失敗を流してしまわずにこだわって原因を探るとともに、人のせいにせず自分ごととして受けとめる強さが必要です。また、よりよいかかわり方を探り、できるまでやり続ける意志が必要とされます。
つまり内省によって体験を学びにつなげるためには、はっとする「感受性」、こだわり原因を考える「思考力」、人のせいにせず自分ごととして受けとめる「自我関与」、新たによりよい試みをしてみる「実行力」がすべて揃っている必要があるのです。
そして多くの人は、思考力は強いけど、感受性が弱いなど自分の苦手なところをもっています。このため、放置しておくと内省はなかなかすすみません。
また組織として内省力を高めていく時に必要なのが、メンバーの内省を支援するスキルです。管理者、リーダー、OJT担当者、メンターなどに必須のスキルです。
内省のハードルのため、自分一人では体験からの学びに至らない時、支援者が適切にそのハードルを乗り越えられるように支援することで、体験を学びに変えて組織の力にすることが可能になります。実際、研究によって内省支援は、若手職員の成長感に大きく寄与していることがわかっています。
組織の中で内省力を持ったメンバーが増えること、また内省を支援できるメンバーが増えていくことが、体験を学びに変える組織づくりにつながっていくのです。
組織の内省力を高めるには、リーダーの支援能力とともに、メンバー自身のリフレクション能力を養成していく必要があります。
リフレクション能力養成研修では、メンバー自身が体験から学ぶ能力を向上していきます。
3時間、半日などのプログラムをご提供しています。
受講対象:新人、中堅職員、学生など
メンバー自身の体験から学ぶ能力を向上するためにまず大切なのは、リフレクションという学び方の意味と気づき・学びがどのように生まれるかを体験的に理解することです。
このためには体験から学ぶ過程(体験学習のサイクル)を自分自身が体験的に歩んでみることが必要となります。
具体的には自分の具体的な体験をふりかえり、そこから気づき、学ぶを得る体験をすること、そしてそれがどのようなステップから生まれているのかを知る必要があります。
第2にリフレクションという学びを実現するために必要な「学習機能」を知り、自分の弱い部分と強い部分を知りっていきます。
それによって意識的に体験からの学びのステップを歩むことが可能となり、リフレクションの能力が向上していきます。
受講対象:新人、中堅職員、学生など