大学や専門学校で、人間関係トレーニングやファシリテーションなど「自分と人を大切にするかかわりづくり」についての授業を行っています。3日間の通いや合宿でのプログラムで行います。
・かかわることが苦手な学生が、人とかかわることの喜びを見出す
・チームの成長とそこで人と生まれはじめて深くかかわる
・自分と違う他者に気づく
などの体験から、自己肯定感が生まれ、他者の受容、自分の価値観への気づきなどが生じます。詳細はお問い合わせ下さい。
卒業時に、何年間かを過ごした学校生活をふりかえり、これから自分はどうしていくかについてリフレクションで探っていきます。
これによって自分が学校生活で学んだこと、得たことを再確認し、将来の目標を明確化させて新しい環境へと進むことが可能になります。
たとえばある看護学校では次のような内容の授業を行っています。
1. これまでの学校生活での出来事をふりかえる
2. これからの職業生活や人生を設計してみる
3. これらを「マイブック」という冊子にまとめる
4. 「マイブック」をグループでわかちあう
授業を受けた学生からは気持ちの整理ができた、不安が軽減した、自己の体験に向き合い・受けとめることができた、自分を見つめ直す内省(リフレクション)の重要性に気づいた、 自分の目標・ビジョンが明確になった、自分の課題が明確になったなどの声が寄せられますが、最も多いのはこれまで支えてくれた家族、先生、仲間への感謝と恩返しをしたいという気持ちの表明なのです。
看護学校の学生を現場で実習指導する方々のための、リフレクション支援の研修を行っています。実習指導ではどうしても失敗体験をふりかえることが必要となりますが、そのためのスキルを十分に身につけておられない指導者も多く、学びを行っています。